建設現場での仕事 どうですか?
楽しめていますか?
もしかして
施工管理という責任の重さと多忙さに
心が折れそうになっていませんか?
真新しい作業服に袖を通したあの日の期待は
いつの間にか「早く今日が終わってほしい」
という気持ちに変わってはいませんか?
本当は
「この仕事を選んでくれて ありがとう」
という言葉で冒頭を彩りたかったんです
ですが
そんな綺麗な言葉だけで済ませるには
この建設現場という場所は
あまりにもシビアで
泥臭くて 埃まみれで
そして理不尽な世界です
今
自分の無力さに打ちのめされていたり
我々職人や先輩上司との距離感に
悩んだりしている君に
建設現場にいるオッサンの1人として
少しだけ本音の話をさせてください
必死に食らいつこうとするその姿
私たちは ちゃんと見ていますよ
新しく入った新人の監督さんが
数年で現場を去ってしまう
そんな話題を耳にするたびに
胸が締め付けられるような気持ちになります
実際のところ監督業という仕事は
会社と職人の板挟みになる
とても孤独で過酷な立ち位置です
ある工程に向けて苦労して準備してきたのに
次の日にはあっさりと覆されてしまう
自分だけの責任ではないはずなのに
先輩上司や職人たちから責められてしまう
やった事もない重大な仕事を任され
知識も経験も追いつかず
押しつぶされそうになってしまう
こんな毎日が続くなら
逃げたくなる瞬間だってあるでしょう
でも あえて厳しい事を言わせてください
君がもしそのように感じているのなら
今まさに 君の覚悟が試されている瞬間です
最初から完璧である必要はありません
分からない時はプライドなんて捨てて
質問を繰り返してもいい
一生懸命に働くその姿を見せる事
その不器用な熱量こそが
我々職人の心を動かす唯一の方法なんです
監督という立場は多くの職人から見ると
ただ「指示を出す人」だと思われがちです
でも実際の現場での役回りは
そんな単純なものではありません
会社やお施主様の意向
工程や材料の都合
重機やリース品の手配
そして我々職人の作業の流れ
どれ一つをとっても現場を進める上で
外すことのできない重要なパーツです
その全部の間に立って
現場を前に進める事
その責任の重さから逃げずに向き合う事
それが君の仕事であり 君の価値になります
できないながらも精一杯の努力をすること
それが職人たちの心に響けば
きっと力になってくれるでしょう
そしてもう一つ
これは覚えておいてほしい
現場監督のあるべき姿
正解は一つではありません
強い言葉で現場を引っ張る人もいれば
静かに全体を整える人もいる
もし現場に
力強く引っ張るリーダーがいるなら
君の役回りは
その流れを支える調整役かもしれない
誰も前に出ない現場なら
君が一歩前に出て
流れを作る必要があるかもしれない
色々な現場で色々なケースを経験していけば
自分に足りないものや優れているもの
これらの気づきに繋がっていくはずです
では
そんな君の動きを
我々職人はどう見ていると思いますか?
「君が現場をどう見ているのか」
を見ています
段取りが完璧じゃなくても
指示がぎこちなくても
現場を見ようとしているか
先を考えようとしているか
我々職人の動きや流れを
理解しようとしているか
これはどんなに経験の浅い職人にも伝わります
我々に伝わるのなら
同じ監督という立場の人たちにも
もちろん伝わります
そして
君のそんな姿を見ているからこそ
君の言葉は我々に響き
君の力になろうという絆が結ばれます
きっと君の立ち位置は
これからもっと辛いものになっていきます
うまくいかない日もある
理不尽に責められる日もある
全部投げ出したくなる日だって来ると思う
逃げたくなった時でいい
思い出してほしい
現場には
君の言葉を待ってる人間がいる
君が一歩踏み出した分だけ
少しずつ変わる景色がある
最初から完璧じゃなくていい
逃げずに向き合うその姿は
必ず誰かに伝わります
私たちは ちゃんと見ています
本日も ご安全に


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